地下へと向かうエレベーター。男は吹き込んだ邪悪な風に髪をなびかせ天を睨む。湧き上がる怒りの咆哮が虚空を切り裂く。
よぉキョーダイ。今日はジョジョ史上オレが最も尊敬する男、ブローノ・ブチャラティから漢を学んでいく。誰だソレって?
バッキャローェ!入園式からやり直せ!
ブチャラティはイタリアンマフィアで、主人公のジョルノ・ジョバーナを含むクールでイカレたプッツン共を束ねるカリスマリーダーだ。因みに髪はパッツンボブのサラサラヘアーだ。
そんなシャレオツギャングのブチャ兄からオレたちが学ぶ事は大きく3つ。じゃ、早速いこう。
正義感
バイトリーダーみたいなポジションから一気に実力で幹部へとのし上がったブチャラティ。その最初の仕事はボスの昔の愛人の娘を、ボスの元に無事に連れて行くという運び屋的護衛任務だった。
アウディならぬヨットやプライベートジェットなんかをブッ飛ばし、幾多の難敵もブッ飛ばして無事ボスの待つ礼拝堂へ辿り着いたブロースン・ブチャイサム達。しかしソコには驚愕の事実が待っていた。
この任務、その真の目的はボス自らの手で確実に娘を始末する事。ゲスい。その邪悪を目の当たりにし、ブチ切れたブチャラティが叫ぶ。
「ゆるさねえ!アンタは今再び!オレの心を裏切った!」
うん、カッケー。アチイ。愛ある怒りだ。そしてその場でボスを始末すると決意するワケだが、ここで問う。キョーダイよ、お前は今までこんなスゲェ怒り感じた事ってあるか?
オレはねぇのよ。スーパーで買い物カゴぶつけられただとか、合流でハザード焚かないとか、そんなくっだらねぇハゲ丸クンも逃げ出すしょっぱいヤツばっか。そもそも正義感から来る怒りじゃねぇし。
そこに愛はあるのかい?ってどっかの屋根の下のロン毛のアンチャンが詰めよってきたらもうひとたまりもねぇワケよ。
だから、そんな人生狂うレベルの決断しちゃうほどの怒りと正義感、シビレるわぁ。もうね、圧倒的にジャスティスオカッパ野郎なんよ。てか圧倒的にオカッパなんよ。
覚悟
仲間か任務か。厳しい選択肢を突きつけ追い詰めてくる強敵。だがブチャラティにはそれを逆に追い詰める王手飛車取りの手段と覚悟があった。
「覚悟はいいか?オレは出来てる」
カァァァ!シヴィィィ!(裏声)
「だが断る」並に有名なこのセリフ、ジョジョ知らんでも聞いた事くらいないか?
そしてソーナンスも真っ青な道連れ戦法を敢行。時速300kmの世界へ敵もろともダイブ!王手飛車取りってか、ただの特攻隊ね。クレイジージャパニーズの精神。アホか、覚悟しすぎやて。
極東島国のサムライの遺伝子が、まさか遥か彼方のヨーロッパの青年ギャングに受け継がれてたとは、まったく、カミカゼハラキリビュリホーフジヤマだぜ。
信頼
遠距離から無差別攻撃を仕掛けてくるテロリスト的強敵。その討伐にブチャラティは信頼する部下の1人、ミスタを単独で派遣した。ジワジワと攻撃を受けつつただ待つという極限状態の中、ブチャラティは共に待つ仲間に言う。
「この老化させる敵の事は、外のミスタがなんとかする」
ヴェェェイ!カッケェェェ!(デスボ)
コリャ言ってみてぇ。仲間を信頼する。そんなシンプルな事が実際にはどんなに難しい事か。それが出来なかったがゆえに、オレは少し前に大切な部下を1人失った。
そう、部下への信頼がペラッペラだったオレは、ヤツの自尊心をボロボロにした。結果カス化した部下により、オレの業務も激化し、お互いに精神は擦り切れ、シャツもパンツも擦り切れ、ケツとハラ丸出しで歪みあった挙句、ヤツは消えた。ったく、救いようねぇぜ。
待つ事が耐えられねぇとか、不安に支配されるようなら人を信頼する事は難しい。つまり信頼とは自身の強靭なメンタルの上に成り立つ。
そのためには普段からビシバシメンタル鍛えてこうぜ。酒かっくらって気分良くなってる場合じゃねぇぞキョーダイ。
まとめ
ブチャラティのようなイカシたカリスマリーダーを目指すには、突き抜けた正義感で怒り、特攻隊の如く孤高の覚悟をキメ、鋼のメンタルで仲間を信頼する。
いや、うん。スッゲェカッケーんだが、漠然としててピンとこねぇ。もうちょい具体的に落とし込みたい。
古代ローマだかの、なんや、オッサンが言う事にゃ、健全な肉体に健全な精神が宿るとか。正義感ってのは健全な精神から産み出されるモンなんじゃねぇか。
古代ケインだかの、なんや、コスギも言うとる。ポゥフェクボリィってな。じゃ、まずは健全な肉体目指してライザップか?
そして特攻隊の如き覚悟で給料全部ギャンブルに突っ込み、メンタル鍛えるためにドップリとうさん臭えマルチでも始めるか。ありゃ精神的にくる。
っていや破産しか見えんわ。
まぁまぁ、解釈や落とし込み方は色々だが、漢たるもの志は高く在りたい。キョーダイもそう思うだろ?
自分でよーく考えて、行動していこうぜ。最後にまたブチャ兄の言葉を借りれば、こんな世界とはいえ、自分の信じられる道を歩いていたい。
フー。カリスマリーダーへの道は遠い。
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